2017年3月6日

オーストラリア経済は(前期比)プラス成長に転換

★オーストラリアのGDP、通年で25年連続のプラス成長に
2016年10-12月期のオーストラリアの実質GDP成長率は前期比+1.1% と市場予想の同+0.8%を
上回り、プラス成長に戻りました。

7-9月期のマイナス成長(前期比-0.5%)でしたので、プラス成長に転換しております。
前年比では+2.4%となり、7-9月期の+1.9%から経済成長率が持ち直しております。また、通年
での経済成長率は2016年は+2.5%となり、1992年から25年連続でのプラス成長となりました。

オーストラリアのGDPは前期比プラス成長、通年では25年連続のプラス成長でした。

★押し上げた要因は
GDPの需要項目別では、2016年10-12月期は底堅い民間消費や総固定資本形成が経済成長の押し上
げに寄与しております。実質GDPの約57%を占める民間消費は10-12月期は前期比+0.9%と、7-9
月期の前期比+0.4%から伸び率が拡大。
一方、総固定資本形成では、民間投資(設備投資や住宅・建設投資)が前期比+1.5%と8四半期
ぶりのプラスの伸びに転換したほか、公共投資が前期比+7.7%と7-9月期の-7.8%から大きく伸
びました。

また、外需の面では、資源輸出の拡大などにけん引され、10-12月期の純輸出は実質GDP成長率に
対して前期比0.2%のプラス寄与となりました。

実質GDPの約6割を占めるサービス業や、資源輸出の拡大を受けた鉱業の成長持ち直しがオースト
ラリア経済のけん引役となっています。

★企業業績も過去最高益
豪州政府統計局が公表した2016年10-12月期の企業収益は、営業利益と税引き前利益が共に過去
最高益を更新と発表しております。
産業別では、資源価格(鉄鉱石・石炭価格)の回復や資源輸出の拡大などを背景に、10-12月期
は鉱業セクターの収益が大きく改善しております。一方、非鉱業セクターの営業利益も前年比
+9.6%の増益となるなど、景気回復を受けて企業収益の改善は内需セクターにも拡がりを見せて
います。

資源価格が堅調に推移していることから、オーストラリア経済は堅調さが増すことが予想されま
す。

豪ドル、オーストラリア株式ともに好調が期待されそうです!


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