2017年3月22日

コア・サテライト運用戦略

資産運用にはどの資産をどんな割合で組み合わせるかポートフォリオの構成が重要です。
そこで今回は安定運用と積極運用を分けて考えるコア・サテライト運用戦略について

コア・サテライト運用戦略とは?

保有する資産をコア(中核)部分とサテライト(衛星)部分に分けて考え運用です。
コア部分は長期かつ安定的に運用
サテライト部分はコア部分よりも高いリターンを求めて積極的に運用。

コア部分とサテライト部分をバランスよく保有することで、資産全体としてのリスクやコストを抑えつつ、安定的かつ成長も期待する運用手法です。

イェール大学のCFOとして20年間平均で年率16.1%という運用成績を達成した著名ファンドマネージャーのデイビッド・スウェンセン氏は、コア資産に共通する、決定的に重要な特徴として次の3つを挙げています。
1.コア資産には、基礎的で、重要で、それにしかない特徴があり、その特徴を通じてポートフォリオに貢献する。
2.コア資産は、基本的に市場リターンに依存し、アクティブ運用には依存しない。
3.コア資産には、幅が広く、底が厚い流通市場がある。

コア部分は守りの役割

【例えば】
・インデックス運用のファンド
・バランスファンド
・ラップ型ファンドなど

サテライト部分は攻めの役割

ある程度のリスクをとって、ポートフォリオ全体として市場平均に勝つ可能性を追い求めるための役割を果たします。つまり、ポートフォリオ全体としての分散とリターンの上昇の役割を果たします。
【例えば】
・アクティブ運用のファンド
・ニッチ市場の商品
・ヘッジファンド
・個別銘柄など、

このコア・サテライト運用戦略のメリットは?

インデックスファンドのみのポートフォリオでは、市場平均程度のリターンしか得られませんが、アクティブ運用のみのポートフォリオでは、市場平均に勝ち続けるファンドマネージャーを見出すのは困難です。

コアの部分で安定した成長を目指し、サテライト(ノン・コア)ではさらなる収益の確保を目指すことになります。これがコア・サテライト運用戦略のメリットとなります。。


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