今週のドル・円は「もみあう」展開となりそうです。
連邦準備制度理事会(FRB)は13-14日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利
1.00-1.25%への引き上げとなる見通しです。ただ、次の利上げ時期が9月か12月か読み切れず、
6月の利上げ確認後はドルが売りに転じることも予想されます。
また、日本銀行は15-16日の金融政策決定会合で、現行の金融政策の維持を決める見通しです。
16日に予定されている黒田日銀総裁の記者会見で、従来の金融緩和策の出口戦略「時期尚早」と
していた姿勢を改めた場合は、異次元緩和の早期解除への思惑が広がり「円買い」が強まること
も予想されます。
一方、8日に行われたコミー前米連邦捜査局(FBI)長官による議会証言で、先の大統領選でのト
ランプ陣営とロシアとの関係が明らかにされず、トランプ大統領の弾劾・罷免リスクはやや低
下、これにより減税を柱とした経済政策の進ちょくへの期待から、ドルを買い戻す動きが広がる
可能性があり、ドル相場を下支えすることが予想されます。