★原油価格(WTI原油先物価格)は一時48ドル割れ
(1)2月以降に米国の原油在庫の増加が市場予想を上回る週が多かったこと。
(2) 原油は国際的にドル建でドル高は需要を抑える効果があるため、原油価格のネガティブ材料とされたこと。
(3) サウジアラビアのファリハエネルギー相の発言がネガティブに捉えられたこと。
このところ原油相場の弱気材料が重なったことが挙げられます。
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★原油相場を見る上での当面の注目点は?
1.米国の原油生産、在庫の動向。
2.OPEC・非OPEC諸国の2月減産順守状況。
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1.米国の原油生産について
米エネルギー情報局の17年米原油生産予想は、1/10(火)時点の9.0百万バレル/日から3/7(火)時点の9.2百万バレル/日に引き上げられています。
ただ、世界の原油需給を考えた場合に、OPEC・非OPEC諸国が合意した減産目標は日量約180万バレルですので、米国の日量20万、30万バレルといったレベルの生産見通し引き上げは限定的に思われます。
2.OPECおよび非OPECの減産順守について
昨年11月に減産に合意したOPECおよび非OPEC諸国は、減産順守を監視するための「OPEC共同閣僚監視委員会」を組織しています。
減産は順調と言ってよいでしょう。
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結論としては
・米国原油増産の影響は限定的
・OPECおよび非OPEC諸国の減産順守は順調
・原油先物の投機筋ポジションは、今回の下落を受けてある程度整理されたものと思われます。
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年末にかけて価格回復が期待できると思われます。