★10兆円ファンド第一号の投資先エヌビディア(NVDA)
ソフトバンクグループが、同社が主導する10兆円規模のファンド向けに、米半導体メーカーエヌ
ビディア(NVDA)の株式を4.9%程度、40億ドル相当を取得したことが公表されております。
今回エヌビディアへの投資を決めたのは、同社が今後の情報技術の世界で重要になる「人工知能
のインフラ企業」と判断したためと見られます。
なぜNVDAなの?
エヌビディアはGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)を主力とする半導体メーカー
です。
それが偶然に人工知能で必要とされる計算を効率的に処理できることがわかり、現在では人工知
能のトレーニングに盛んに使われるようになって、データセンターでの需要が急拡大しています。
エヌビディアはGPUを画像・映像表示以外の数値計算に使うためのソフトウェア群「CUDA」
(Compute Unified Device Architecture:クーダ)の整備を2006年から行ってきました。
世界中の大学で「CUDA」の講座は数百設けられるまでに普及しており、「CUDA」にふれたことの
あるエンジニアは少なくとも数万人に達していると考えられます。
人工知能の応用を模索するエンジニアは「CUDA」をベースに開発し、この結果「CUDA」に最適化
されているエヌビディアのGPUが使用されるという循環になっています。
GPU市場でエヌビディアと競合するアドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD)は同じような性能の
GPUを作ることができますし、インテルはGPUを一部に組み込んだCPUを製造しているため、その
ノウハウをもっているはずです。
しかし、両社ともこれを数値計算に使用するためのソフトウェア群を整備していませんし、この
使い方に習熟したエンジニアも世の中にいないのです。
両社が人工知能の計算でエヌビディアと同じようなポジションを築くためには、少なくとも数
年の期間が必要だと考えられます。
このため、ここ数年はエヌビディアが「人工知能のトレーニングにおいて唯一無二のインフラ企
業」であると期待されています。
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ソフトバンクグループの孫さんはAI(人口知能)の唯一無二のインフラ企業としてNVDAを投資先
に決めたものと思われます。