米国市場では、主要株価指数が史上最高値を更新するなど上昇基調が続いています。
そのけん引役として半導体関連株の存在があげられます。
★米半導体のエヌビディア(NVDA)が人気化
数多い半導体関連株の中でも、パフォーマンスの良さが目立っている銘柄のひとつにエヌビディ
ア(NVDA)があげられます。
画像処理に使われるグラフィック・プロセッサー(GPU)が得意で、任天堂の新ゲーム機
「Nintendo Switch」にも採用されています。
この会社のGPUはAI(人工知能)のトレーニングに欠かせない存在であるため、データセンター
向けの需要が拡大しています。
★半導体の需要拡大
半導体の業界団体である世界半導体市場統計(WSTS)は6/6(火)に、2017年の世界半導体売上
高が前年比11.5%増の3,778億ドル(約41.5兆円)に膨らむとの予想を発表しました。
半導体売上高は過去最高水準で推移しており、その伸び率も4月までの5ヵ月は2ケタとなってい
ます。
スマホ市場の拡大が続く中、高機能化・高速化を背景に、半導体の搭載量が増えています。
さらに、すべてのモノがインターネットにつながるIoTの普及により、やり取りされるデータ量
が飛躍的に増え、データセンター等での半導体需要が拡大しつつあります。
この他、AI(人工知能)やVR(仮想現実)、自動運転や環境対応が進む自動車など、半導体の用
途が飛躍的に拡大しつつあり、需要の拡大が続いています。
★拡大期が長期化も
半導体市場では市場の拡大が何年か続いた後に縮小期を迎える「シリコンサイクル」の存在が指
摘されてきましたが、今回の拡大はそうした経験則を超えて拡大期が長期化する「スーパーサイ
クル」になるのではとの期待が強まっています。